スタッフの声

助教 一山 悠介

2013年入局の一山悠介です。
私は網膜硝子体疾患を専門としており、外来や手術だけでなく、研究にも力を入れています。
滋賀医大眼科はかなり積極的に手術をさせてもらえる教室ですので、入局1年目から白内障手術、入局4年目の後半から硝子体手術を執刀開始させてもらえました。入局8年目となった現在も白内障手術、硝子体手術の技術を磨いている最中ですが、合併症が少ない安全な手術をできる頻度が増えてきていると実感しています。
また研究については、最初は臨床研究から開始しましたが、途中から基礎研究にも興味を持つようになり現在は両方を手掛けています。基礎研究を始める際には、勉強のために1年間の国内留学を許可していただきましたし、大学院への進学も通常より早い学年で許可していただきました。現在は海外留学の希望をお伝えし、そちらも後押しいただいております。大路教授は、積極的に努力する医局員に対してとても手厚くサポートされる教授です。努力してどんどん前に進んでいきたい方にはオススメの教室と思います。
私は、今でこそ臨床と研究を両立したいと考えていますが、入局当初は実は硝子体手術がしたいだけでした。しかし、真剣に臨床に取り組むうちに、何か新しいことを発見したいという欲がでてきて研究を手掛けるようになり現在に至っています。私のように臨床と研究の両立を目指すもよし、手術のスペシャリストを目指すもよし、プライベートと仕事の両立を目指すもよし、いろいろな生き方があると思います。眼科はいろんな価値観に対応できる科ですので、一生の仕事として飽きることがありません。ぜひ、眼科医を人生の選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。

医員(病院助教)・大学院生 小幡 峻平

卒業8年目の小幡峻平と申します。滋賀医大卒業、滋賀医大で研修医2年、入局してからは滋賀医大で2年、公立甲賀病院で2年、滋賀医大で4年働き、令和3年度で入局8年目になります。同時に社会人大学院生3年目です。
臨床では大学では週に1回1日外来をして、手術は白内障や網膜硝子体疾患を執刀、後輩の白内障手術の指導を行い、週に1回未熟児網膜症の診察・治療、その他は関連病院で外来もしています。社会人大学生としては臨床で通常通りに働きながら、主には臨床研究を行いながら、基礎研究も行い、学会発表や論文の執筆も適宜行っています。
眼科の魅力としては、見るという日常生活で大切な機能を守ることの手助けができることにあると思います。実際の診察、様々な検査、知識・経験を持って、病気を診断し、点眼、内服、手術など様々な方法で治療を行います。実際の診療では目の異変は患者さんも気がつきやすいので、眼科受診をきっかけに全身の大きな病気を発見することもあります。白内障や網膜硝子体疾患の手術をして、見えるようになったと患者さんから言ってもらえると当然ではありますが、やりがいも感じます。全身の中では眼という小さな臓器ではありますが、学生、研修医の皆さんには聞いたこともないような病気も多くありますし、解明されていない病気のメカニズムや治療できない病気もあり、一朝一夕に理解することが出来るものではないと思います。ですので、眼科を一生の仕事にしても、十分にやりがいがあると感じています。
滋賀医大の眼科の最大の魅力は早い段階から外来・手術に携われることです。また、専門医試験を受験するために必要な条件(学会発表、論文執筆、手術)も通常に日常仕事をしていれば流れに沿ってクリアできます。
最後に、働くときはしっかり働ける、遊ぶ時はしっかり遊べる医局。臨床をしっかりやりながら、研究も出来ますし、家庭・プライベートとの両立もできる欲張りな方にもぴったりな医局だと思います。一緒に働いてみませんか。

お問合せ先

滋賀医科大学眼科学講座

e-mail : (澤田 修まで)
TEL:077-548-2276 
FAX:077-548-2279

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